防災グッズの備え方〜今すぐ準備できる「防災ポーチ」〜
「防災の日」について
9月1日が「防災の日」に制定されたのは、1923年(大正12年)に発生した関東大震災にちなんでいます。
この日、午前11時58分に発生したマグニチュード7.9の地震は、5分間に3回揺れ、東京や横浜を中心に大規模な地震が起こり、多くの犠牲者が出ました。東京・横浜を中心に10万人以上の犠牲者を出し、甚大な被害をもたらしました。当時の日本に未曽有の被害を与えたこの災害を教訓として、1960年に9月1日が「防災の日」と定められました。
近年の災害状況と防災意識の重要性
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最近、日本では大きな災害が増えています。東日本大震災や熊本地震、能登半島地震、大雨による被害など、私たちの生活を脅かす出来事が次々と起きています。
コロナ禍では、避難所での感染対策も大切になりました。
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また、今後30年内の地震発生確率は確率首都直下型地震:70%、南海トラフ地震:70〜80%と言われています。
自分や家族を守ること、近所の人と助け合うこと、そして、一人ひとりの備えがとても大切です。
日頃から防災について学び、避難の計画を立て、非常用品を用意しておくことが大切です。
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防災の日には、全国各地で避難訓練や防災啓発活動が行われます。私たち一人ひとりが災害への意識を高め、備えを確認する大切な機会となっています。
また、より幅広く継続的な防災活動を推進するため、8月30日から9月5日までは「防災週間」とされています。この期間中、地域や職場、学校などで様々な防災イベントが開催されます。
2024年防災の日にあたり、WILLTEXでは、防災士・森下園子先生に「防災グッズの備え方」と「防災ポーチ」について教えていただきました。
防災グッズの備え方
3段階での備え
非常時の備えは、暮らしの中で被災する状況を想定し、3段階(0次、1次、2次)で備えます。
【0次】外出先で被災した時のために、普段から持って歩く備え
【1次】非常時に持ち出す防災リュック
【2次】災害が起きてから数日間、自宅で過ごすための備え。生活に必要なものも含まれます。
日常に溶け込む防災「防災ポーチ」
防災ポーチとは
防災ポーチとは、外出先で被災した時に必要なアイテムをまとめて収納しておくポーチです。ポーチにまとめるとバッグを変えた時に入れ替えることができます。
「仕事で会社にいる」「⼦供達が学校にいる」など外出先で被災した時に、「落ち着くまで待機する時」「交通機関がマヒし、歩いて帰宅する時」に防災ポーチを備えておくのが大切になります。
防災ポーチの中身
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日常に溶け込む防災「防災ポーチ」
防災ポーチとは
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防災ポーチとは、外出先で被災した時に必要なアイテムをまとめて収納しておくポーチです。ポーチにまとめるとバッグを変えた時に入れ替えることができます。
「仕事で会社にいる」「⼦供達が学校にいる」など外出先で被災した時に、「落ち着くまで待機する時」「交通機関がマヒし、歩いて帰宅する時」に防災ポーチを備えておくのが大切になります。
防災ポーチの中身
防災ポーチの中にいれる物は、シンプルでコンパクトなものを選び、何に使うかをひとつずつ⼀緒に考えることが⼤切です。
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- ペットボトル
- タブレット
- 笛
- ライト
- はさみ
- モバイルバッテリー
- 連絡先、身分証のコピー
- 筆記用具
- 現金
- 絆創膏
- 常備薬
- 簡易トイレ
- マスク
- バンダナ
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- ポリ袋
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そのほか、自分用にカスタマイズするのもポイントです。追加例として、歯ブラシ、エマージェンシーシート、冬にはカイロを入れておくと安心です。エマージェンシーシートは実際に羽織ってみると暖かさを実感できます。また、大きなポリ袋を切って羽織ることも、体を暖める効果的な手段となります。
このように、個人のニーズや季節に合わせて防災グッズをカスタマイズすることで、より実用的で効果的な備えとなります。自分の生活スタイルや地域の特性を考慮しながら、防災ポーチの内容を定期的に見直し、必要に応じて調整していくことが大切です。
作り⽅のポイント
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防災ポーチ自体は、重さ500g程度(持ち運びができる重さ)、防⽔であるものを選びましょう。仕分けできるポケットがあると薬や絆創膏などを入れておくと取り出くなります。
防災ポーチについて動画でご覧ください
防災ポーチの考え方、防災ポーチの中身について、詳しくは動画をぜひご覧ください。
防災ポーチを持ち運ぼう
普段よく使うもの、たとえば水などは普段のバッグに⼊れておきます。防災ポーチを「WILLCOOK」に⼊れ持ち運びましょう。
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水は普段のカバンに
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防災ポーチをWILLCOOK TREKに
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WILLCOOK TREKには専用バッテリーをいれておく
防災ポーチを「WILLCOOK」シリーズと一緒に
「WILLCOOK」シリーズは、体を暖めたり、食事の温めに使えるので備えておくと便利です。特に。防⽔仕様の「WILLCOOK TREK」、コンパクトサイズの「WILLCOOK HO-ON Ⅱ」、また普段使いのバッグとして、「WILLCOOK PACKABLE」がおすすめです。
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WILLCOOK TREK
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WILLCOOK HO-ON Ⅱ
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WILLCOOK PACKABLE
日常時も非常時も役立てることができる備えない防災「フェーズフリー」
災害時においても同様の機能を使用でき、ライフラインが止まってしまった場合や屋外でも、温める機能を使用する事ができます。
レトルトカレーを温めて食べることができ、不安なときでも、温かい食事をとることができます。
液体ミルクを保存食として用意をしておくと、冷たいままでは飲まないと言われているミルクでも、WILLCOOKで温めて赤ちゃんにあげることもできます。
WILLCOOKは、フェーズフリーアワード2022 アイデア部門 オーディエンス賞受賞を受賞しました。
https://aw.phasefree.net/award/pfaw2022i033/
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WILLCOOKを使った温め・レシピ
WILLCOOKでの温め例
WILLCOOKを使って、食材や食品がどれくらいの時間でどれくらい温まるかを常に試しています。これまで温めた食材の温度を一部ご紹介いたします。WILLCOOKで温める際、参考にしてみてください。
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パックご飯
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おかゆレトルト
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焼き鳥缶詰
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レトルトカレー
WILLCOOKを使ったレシピ
WILLTEXでは、過去に、「WILLCOOKと備えない防災〜ローリングストック」というテーマで、防災士・森下園子先生から教わりました。
「WILLCOOK」は、災害時においても同様の機能を使用でき、ライフラインが止まってしまった場合や屋外でも、温める機能を使用する事ができます。
レトルトカレーを温めて食べることができ、不安なときでも、温かい食事をとることができます。
具体的なご利用方法をご紹介します。
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時短あたため! 赤ちゃんの液体ミルクパウチ型
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あったかい無印スープに合う生ハムとルッコラのタルティーヌ
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簡単においしく栄養UP!乾物と缶詰のふりふりおにぎり
まとめ:「防災は日常から」
防災ポーチの習慣化の重要性
防災ポーチを用意し、常に携帯することで、日々の生活の中に、防災の意識を組み込むをはじめてみましょう。
そして、日々持ち歩き、定期的に内容を見直し、必要に応じて更新することで、「習慣化」が実現します。
特に、引っ越しや家族構成の変化など、生活環境が変わるタイミングは、防災グッズを再確認する絶好の機会です。こうした日常的な取り組みが、いざという時の確かな備えとなります。
防災は特別なイベントではなく、日常生活の一部ととらえ、日々の小さな心がけが、大きな安心につながります。
防災を意識した生活習慣を築くことで、より安全で準備の整った日々を送ることができるようになります。
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家族や地域での防災意識の共有
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9月1日は防災の日に、ご家族や友人、そして地域の方々と防災について気軽に話し合ってみませんか。
特に大切なのは、家族全員で緊急時の対応方法を共有することです。いざという時にどう行動するか、どのように連絡を取り合うかなど、具体的な計画を立てておくことが重要です。
また、災害時の連絡手段として欠かせない「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方を確認しておくのも良いでしょう。
このサービスは毎月1日と15日、さらに8月30日から始まる防災週間中にも体験利用ができます。実際に使ってみることで、緊急時にスムーズに利用できるようになります。
防災について話し合い、具体的な準備をすることで、家族や地域の絆も深まります。この機会に、みんなで防災意識を高め、より安全な生活を目指しましょう。
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WILLCOOK TREK
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WILLCOOK HO-ON Ⅱ
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WILLCOOK PACKABLE
「WILLCOOK」シリーズ
これまでの「WILLCOOK」シリーズはmakuakeにてご覧いただけます。「WILLCOOK」の機能や特長を詳しく確認いただけるので併せてご覧ください。
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