WILLCOOKが2024年11月5日放送「マツコの知らない〜防災グッズの世界」にて紹介されました。
防災の準備といったらまず思い浮かぶのは、防災リュックや非常食の準備ではないでしょうか?しかし、それらは災害が発生した後に役立つもの。
まずは、住んでいる地域の災害リスクを知ることが大切です。本記事では、防災士・森下先生とともに、「住まいの危険度」確認手順と具体的な防災準備として「防災リュック」について学んでいきます。

防災士、日本災害食学会専門員
WILLTEX 未来領域事業部 WILLCOOK MD
ポリ COOK®️代表 森下園子先生
普段にも防災にも役立つレシピ「ポリCOOK®」は、クックパッドで1位やTOP 10入り多数。農林水産省試食会で美味しさを認められ同省のHPで紹介される。
【はじめに】
『防災準備は「知る」「計画する」「備える」の3ステップ』
防災の考え方
多くの方が、防災と聞くと、備蓄や防災グッズを準備することから始めがちですが、最初にやるべきことは「自分が住んでいる地域や職場でどんな災害が起こりうるかを知る」ことが防災の第一歩です。
まずは自分の身の回りの危険を把握し、それに対する計画を立てることが重要です。その上で必要な備えを進めていきましょう。
今回は、防災の基本的な考え方を改めて見直して計画的に備えることの重要性をお伝えしてまいります。
動画はこちらから
【1】まずは「住まいの危険度」を確認しよう
まずは、自分の住んでいる地域や職場にどんなリスクがあるのかを把握しましょう。
住んでいる地域の危険を確認しよう
地震、台風、大雨による洪水や土砂災害など、地域によって想定される災害は異なります。まずは 「重ねるハザードマップ」 などを活用し、どのような危険があるのかを確認しましょう。

重ねるハザードマップ(国土交通省)
住所を入力するだけで、その地域の地震・水害・土砂災害などのリスクを確認できます。
自治体のハザードマップ
市区町村ごとに提供されているハザードマップもチェックすると、より詳しい情報が得られます。リンク先はWILLTEXのある横浜市のハザードマップです。
確認したリスクに応じて計画を立てよう
リスクを把握したら、それに応じた対策を考えましょう。例えば、洪水リスクがあるなら 避難経路や避難場所を事前に確認する、地震が起こりやすい地域なら 家具の固定や非常用持ち出し袋の準備をするなど、地域ごとのリスクに合わせた準備をすることが大切です。
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【2】「マイタイムライン」を作ろう
台風や大雨による水害は、事前に予測できる数少ない災害です。いざという時に慌てないために、自分や家族の避難行動をまとめた 「マイタイムライン」 を作成しましょう。
マイタイムラインとは?
マイタイムラインとは、災害が発生する前に「いつ、誰が、何をするか」を事前に決めておく計画表 です。これを作っておけば、いざという時に冷静に行動できます。
例えば、台風が接近した場合…
✅ 3日前:天気予報をチェックし、避難の準備を始める
✅ 前日:貴重品をまとめ、避難ルートを再確認
✅ 当日:警戒レベルに応じて、避難するか判断
作り方は簡単!フォーマットを活用しよう

マイタイムラインなんて初めてきくので、何を書けばいいかわからない…という方は、自治体が提供している 小学生向けのマイタイムラインを活用すると、わかりやすく作成できます。
自治体ごとに無料でダウンロードできるので、ぜひ活用しましょう。
警戒レベルを知って正しい判断を!
災害時の避難行動は 「警戒レベル(1〜5)」 で判断します。自治体が発表する警戒レベルをチェックし、適切なタイミングで行動しましょう。
📢 警戒レベル3:高齢者など避難=「高齢者などは避難開始しましょう!」
📢 警戒レベル4:避難指示=「全員避難!」
📢 警戒レベル5:緊急安全確保=「すでに危険!命を守る行動を!」
自治体の 防災メールやLINE通知を設定 しておくと、最新情報をすぐに確認できます。
動画はこちらから
【3】防災リュックを準備しよう
自宅や勤務先・学校に関する危険度を把握できたら、実際に避難に必要な準備をしていきましょう。災害時の状況に応じて、 3つの防災準備 をしましょう。
防災準備:3段階での備え

非常時の備えは、暮らしの中で被災する状況を想定し、3段階(0次、1次、2次)で備えます。
【0次】外出先で被災した時のために、普段から持って歩く備え
【1次】非常時に持ち出す防災リュック
【2次】災害が起きてから数日間、自宅で過ごすための備え。生活に必要なものも含まれます。
前回の特集では「防災ポーチ」の作り方を学びました。
防災ポーチとは、外出先で被災した時に必要なアイテムをまとめて収納しておくポーチです。ポーチにまとめるとバッグを変えた時に入れ替えることができます。
防災ポーチは防災リュックに入れていく基本になるので、まずはつくって用意をしてみてください。
防災リュック:1日分
防災ポーチ を準備したら、次は 防災リュック を整えましょう。
災害時に 安全に避難できるよう、必要最低限のもの をまとめておくことが大切です。防災リュックは 「一時避難」 を想定して準備します。
まずは、最低1日間過ごせるリュックのご紹介です。最低1日間の避難は、自宅に火が迫っているなど自宅避難が無理と判断される場合を想定しています。

- 飲料・食料
500mlの水(持ち運びしやすいサイズ)
香りや音が少ない食品(例:カロリーメイト、防災パンなど) - 防寒・雨対策
レインコート(防寒対策にもなる)
替えの靴下
スリッパ(避難所の床が冷たいため)
エマージェンシーシート - 安全・衛生用品
軍手(ガラス片などで手を怪我しないため)
簡易トイレ
歯磨きシート
ヘッドライト(両手が自由になるので便利) - その他
笛(助けを呼ぶため)
ヘルメット(1000円台で購入可能)
リュック「WILLCOOK PACKABLE」に詰めてみよう
防災リュックとして利用したのは、トート、リュックサックの2WAY仕様ができる「WILLCOOK PACKABLE」。
トートバッグとリュックサックの2WAY仕様の「WILLCOOK PACKABLE」。発熱部分を取り外して利用することが可能で、さらにWILLCOOK初となるモバイルバッテリー対応機能を導入。小さくコンパクトに畳むことができ収納にも困りません。


✅リュックとトートの2WAY
✅コンパクトにも収納
✅発熱シートが着脱可能
実際に詰める様子は動画をぜひご覧ください。
詰めたあとにヘルメットとライトを付けてみました。リュックには詰めていませんが、ヘルメットと運動靴を併せて用意が必要です。ヘルメットは1000円程度で、頭につけたライトは無印良品の「コンパクトヘッドライト」です。頭につけるので手が空くためおすすめです。かなり広範囲をしっかりと照らしてくれます。



動画はこちらから
防災リュック:3日分
避難3日分の防災グッズのご紹介です。1日分のリュックに必要なものを追加をしていきます。

- 3日分の飲料・食料
1日分の内容に+で追加します - 手回しラジオ
乾電池と一緒に - 歯磨きなどの衛生用品
歯磨きシート、マスク、歯間ブラシなど - トイレグッズ
トイレットペーパーや流せるティッシュ - ポリ袋
- 防寒対策
レインコート、スリッパ、替えの靴下、着替え
リュック「WILLCOOK SURVIVE」に詰めてみよう
3日分の防災リュックとして利用したのは、電気をつくるサバイバルリュック「WILLCOOK SURVIVE」。
災害時に役立つ機能が満載で避難時の生活をサポートする設計になったリュックです。





✅ ソーラーパネル搭載:取り外し可能で、スマホの充電にも活用可能。
✅ 内蔵ヒーター付き:食材の加熱や保温が可能。
✅ 背面クッション付き:取り外して枕としても使用可能。
✅ 多機能ポケット:小物の整理がしやすく、ショルダー部分にも収納あり。
実際に詰める様子は動画をぜひご覧ください。背負うとこれくらいの大きさになります。



防災リュックへの詰め方ポイント
リュックにアイテムを詰める際は、重さのバランスに注意しましょう。
💡 重いものは肩甲骨付近に:重さを感じにくく、背負いやすくなります。
💡 すぐ使うものは外ポケットへ:ライト、笛、水などは取り出しやすい場所に。
💡 防水対策を忘れずに:ジップロックを活用して、雨の日も安心。
また、防災リュックの重さは5~6kg程度が目安です。
防災リュックが出来上がったら実際に背負い、走れるかどうかを試してみるとよいでしょう。
避難時の注意点
雨が降っていたら長靴を履いてしまいがちですが、長靴は水が入ると動けなくなります。そのため、避難の際には動きやすさを重視し 運動靴を履きましょう。
動画はこちらから
【まとめ】
『備える』までは防災準備。『継続』し、毎年見直しましょう
防災リュックを実際に作成し、3日分の必要なアイテムを詰めた結果、その重さは約5~6kgとなりました。意外と重量があり、特に女性にとっては負担が大きくなることがわかりました。
防災リュック作成のポイント
1. 持ち運べる重さを考慮するリュックは非常時に背負って移動できることが重要です。あれもこれもと詰め込みすぎるのではなく、本当に必要なものを厳選することが大切です。
2. 必需品を優先する状況や個人の必要に応じて、リュックの中身をカスタマイズしましょう。
メガネやコンタクトレンズ、持病がある場合の薬、赤ちゃんがいる場合のミルクや離乳食、高齢者向けの補助用品(補聴器など)
3. 日頃の準備が重要防災リュックの内容は人それぞれ異なります。事前に準備をして、自分や家族にとって必要なものをしっかり確認し、適切なリュックを用意することが大切です。
今回の動画では、実際に防災リュックを作り、持ち運んでみることで、想像以上の重量と必要な準備の重要性を再認識しました。ぜひ一度、ご自身の防災リュックを見直し、持ち運べるか試してみてください。
動画はこちらから
ここまでの動画をフルバージョンはこちら
追加エピソード
台風時に実際に体験したエピソードについてお話しております。
防災用品として備えてほしい「WILLCOOK」
備えない防災「フェーズフリー」に対応
災害時において、ライフラインが止まってしまった場合や屋外でも、WILLCOOKがあると温める機能を使用する事ができます。
レトルトカレーを温めて食べることができ、不安なときでも、温かい食事をとることができます。
液体ミルクを保存食として用意をしておくと、冷たいままでは飲まないと言われているミルクでも、WILLCOOKで温めて赤ちゃんにあげることもできます。
WILLCOOKは、フェーズフリーアワード2022 アイデア部門 オーディエンス賞受賞を受賞しました。

WILLCOOKご購入はこちらから
今回ご紹介した、「WILLCOOK PACKABLE」、「WILLCOOK SURVIVE」は公式オンラインショップで販売中です。この機会に、防災グッズとして備えてみませんか?


WILLTEXは毎年防災について考えています
WILLTEXでは、防災士・森下園子先生をMDに迎え、防災について教わってきております。防災グッズとして、いつもももしもも役に立つ「WILLCOOK」について、ぜひご覧ください。

防災グッズの備え方〜今すぐ準備できる「防災ポーチ」〜

備えて使うWILLCOOK〜いつもも、もしもも役に立つ
